誘導式ソフトターゲット(GST)
高度衝突回避技術のフルスケール試験用 誘導式ソフトターゲット( GSTシステム )
GST システム
誘導式ソフトターゲット( GST )は、ソフト車両ターゲットと薄型ロボット車両( LPRV )からなる。このシステムは、接近時衝突回避ブレーキ( CIB )、自立的緊急時ブレーキ( AEB )などのアクティブ安全システムを試験するための、繰返し可能でダメージのない手法を提供する。LPRVは、自己推進型の自立式ロボット車両であり、ソフト車両ターゲットを高精度に搬送する。ソフト車両ターゲットは、自動車のアクティブ安全システムにおいて、衝突相手の車両を模擬するものである。
GSTシステムの特徴
薄型ロボット車両( LPRV )の特徴
☆差動GPSを用いた誘導により、2台のブラシレスDCモータを制御して走行する
☆4台のディスクブレーキにより、0.6G以上の減速が可能
☆テスト車両と同期した運動ができる
ソフト車両ターゲットの特徴
☆110km/h以上の速度で接近するテスト車両との衝突に対して、テスト車両にダメージを与えることなく持ちこたえる
☆衝突時には、テスト車両に加わる力を最小にするために小部品に分解する
☆10分以下の時間で再組み立てが可能である
☆種々のセンサーを含めて、実車両に類似の構造にできる
Dynamic Research, Inc の誘導式ソフトターゲット(GST)紹介論文に関してはコチラをご覧ください。